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ピロリ菌
ヘリコバクター・ピロリ(以後ピロリ菌)は、グラム陰性桿菌(大腸菌もそうです)で胃の粘膜深くに生息できる特異な菌です。
胃、十二指腸潰瘍、特に再発を繰り返す潰瘍は関係が深いと言われています。また胃粘膜萎縮を引き起こし、その結果胃がんの発生にも関係が有ることがわかっています。
平成25年3月から、内視鏡検査で萎縮性慢性胃炎の診断をされた患者さんに、保険診療でピロリ菌検査ができるようになりました。
ピロリ菌に感染しているかどうかは、採血や息(呼気)および便を調べる簡単な検査でわかります。
ピロリ菌が認められた場合、除菌療法を行います。決められた薬剤を1日2回、7日間服用するだけで終わります。 まずは内視鏡検査を受けてみましょう。お気軽にお尋ねください。
ちなみに、ヘリコプターのような鞭毛を持つ螺旋状の菌であることからこのような名前がつけられています。